我慢が難しい切迫性尿失禁

尿意を感じた時にそれをコントロールすることができず、自分の意志に反して排尿してしまう状態を切迫性尿失禁と言います。単に尿意を感じた時だけでなく、トイレを連想させる水の流れる音を聞いたりしただけで条件反射的に失禁してしまったりすることもあり、排泄が完全に本人のコントロールを離れてしまっている状態ですので本人にとっては辛いものです。

 

排尿は本来脳でコントロールされているものです。過去の経験や知識により、尿をしていい場所としてはいけない場所、していいタイミングとしてはいけないタイミングなどを総合的に判断し脳が排尿のゴーサインを出すのです。

 

しかしながら切迫性尿失禁は排尿がこの脳の判断に依らずに行われてしまう状態で、本人の努力や我慢などとは一切関係のないところで失禁が発生してしまうのが難しい点なのです。

 

切迫性尿失禁の中にも身体機能上の問題と精神的な問題のものに分かれ、それぞれ原因と対策が異なります。身体機能上の問題の場合、やはり引き金になることが多いのは膀胱炎です。

 

尿を溜めておく袋である膀胱の炎症は不随意な排尿問題と密接な関わりがあり、切迫性尿失禁の原因ともなっています。

 

膀胱炎は抗生物質等の服用でまずは炎症を止めなければなりませんので速やかに病院で診察を受けましょう。また尿を出ないように止めておく筋肉の緩みなどが原因の場合も多く、いずれにせよ病院に行って診察を受ける必要があります。