男性の前立腺肥大症

歳を取ってくると多くの男性が患うことになる前立腺肥大症、加齢によって発症率が非常に高くなるこの症状ですが、実は前立腺肥大症に悩む人以上に前立腺が肥大している人自体は多いものです。

 

前立腺肥大症という保険適用となる病名が付くには、「前立腺が肥大している」かつ「それによって排尿障害のような問題が発生している」の両方に該当する必要があり、何も困っていなければ病気として診断されません。

 

つまり、加齢による前立腺の肥大自体は自然現象としてあるもので、症状が出て始めて問題として扱われるものなのです。

 

前立腺肥大症の主な症状は全て排尿関連のものです。まず最も多いのが頻尿で、肥大化した前立腺が膀胱を圧迫することによって起こります。ひどい人だと一日に10回もトイレに立ったりすることがあり、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。

 

また残尿もよくある症状で、単に残尿感を感じるだけのことも、あるいは残尿感を感じないのに実は尿が残っていて下着を汚してしまうということも、両方あります。その他に切迫性尿失禁などの原因にもなり、失禁をしてしまうようになると始めて大きな問題として認識し始めるようになるでしょう。

 

前立腺肥大症の原因はよくわかっていません。というより、加齢によって多くの人の前立腺が肥大化するため、異常なのか自然現象なのかもよくわからないのです。

 

従って症状が顕在化して困っている人は医者にかかるべきですが、そうでなければ水分摂取量の調節など対症療法を行いながら症状を見守ることになります。