過動性膀胱の対策

尿を溜める袋のような役割を果たしている膀胱は、尿の量により伸び縮みをしてうまく尿を溜めています。そして膀胱に尿がいっぱいになってくると尿意を感じトイレで排尿して中身を捨てるということになります。

 

この膀胱の伸び縮み具合は習慣によって機能が異なってくることが知られています。つまり、あまり溜まらないうちにトイレに行くことを習慣としていると、大して尿が溜まらない状態でも膀胱が伸びないためすぐに尿意を感じるというのです。

 

もちろんこれは頻尿の大きな原因であり、行動習慣によって尿の溜められる量が減り頻尿になってしまった状態の膀胱を過動性膀胱と言います。

 

過動性膀胱は長い習慣によって発生するもので、多くは子供の頃からの習慣の結果であったりするのですが、逆にこれを行動習慣により矯正することも多少は可能です。この膀胱の動きを行動習慣でコントロールすることを膀胱訓練と言い、頻尿の解決法の一つとして広く行われています。

 

膀胱訓練は尿意を感じてもすぐにはトイレに行かず、10分から15分程度我慢してからトイレにいくというものです。これには注意が必要で、あまりに長い時間我慢してしまうと膀胱炎の原因となりますので時間はしっかり守らなければなりません。

 

特に尿道が短い女性はちょっとしたトイレの我慢がすぐ膀胱炎の原因となってしまいますので、できる限り医師の指示の下行うことが好ましいでしょう。いずれにせよ、長時間頑張ったからすぐに効果が現れるというものではありませんので、少しずつ地道に改善していくという意識が必要です。